2.割りきれる数字は縁起が悪い?
よく割り切れる金額は縁起が悪いというのを聞いたことがありませんか?
確かに偶数は割りきれてしまうので、結婚のご祝儀に包むには縁起が悪いとされています。ですから、ご祝儀も4万円は包まず、3万円か5万円にするのです。
となると、2万円もダメなの?と疑問を持たれると思いますが、なぜか2万円だけはOKとされています。おそらく2万円という金額がご祝儀金額として比較的使いやすい額だからからだと思われます。
そのため最近では、2は「夫婦」を表すとか、二重の喜びに通じるなどと云う言い方もされるようになったそうです。
ただし、先方がものすご〜く縁起を担ぐ人の場合、偶数を忌む場合もあります。そんな時は、1万円札1枚と5千円札2枚にして、割りきれない枚数を包むとよいと思います。また、あえて避けられている金額といえば「4万円」「9万円」などです。4は死に通じることから縁起が悪いとされ、9は苦に通じますので結婚式では避けるべき数字と云われています。