5.祝儀袋はどんなものを用意すればいいの?
ご祝儀を贈る場合は、祝儀袋に入れて先方に渡します。祝儀袋は水引が結びきりのものを使って下さい。結びきりとは一度結んだらほどけない結び方で、「二度と繰り返して欲しくないこと」の場合に使われます。結婚は基本的には一生に一度のものですから、結びきりの水引を使うのです。
祝儀袋は文房具店で扱っています。祝儀袋の陳列棚に行くと、安いものから高いものまでさまざまな種類があります。包む金額が少ないので、せめて祝儀袋だけは豪華にと考える人もいるかも知れませんが、金額に見合った祝儀袋を使うのがルールです。
目安としては中に包む金額の1/100位の価格の袋が良いそうです。また祝儀袋のパッケージに「2〜3万円くらい」などと、ご祝儀金額の目安が書かれているものありますのでそれらを利用するのもひとつの手でしょう。
祝儀袋の中には中袋(中包み)が入っていますので、このなかにお金を入れます。包むお札は新札を用意して下さい。向きを揃えて、お札の表(肖像画が印刷されている面)が祝儀袋の表に来るように入れましょう。なお、中袋の表には漢数字で金額を記入し、裏には名前と住所を書きます。